当会 合気武道の特徴

惟神合気道の特徴と心掛け

当会での稽古の特徴は何と言っても武器技の多さ、多彩さにあります。武器が多いということは合気道の場合、体術の種類、技の幅も拡く深いということを意味しています。合氣剣技が体技であり、合氣杖が体感を作るのです。

我合気道の開祖盛平翁は剣や杖も多用されましたが、開祖の武器技をそのまま伝える道場は存在しません。二代目が武器を好まなかったため、また教程が難しくなるため、外国人を含む不特定多数を求める会派では面倒な武器は全くと言っていいほど使えません。あるとしても数種程度です。また、開祖の大勢の弟子の中では体術が多く好まれ伝えられています。しかしながら、開祖の披露された武器技を特に好み、開祖が神去られた後も自らのものとして考究しつつ練り上げた師範も僅かに存在します。武器技の数は他会派に比べれば多めと云える岩間流の故斎藤師範、及び武産を冠する道場、例えば天之武産等でも多少なりとも剣や杖を比較的積極的に稽古に取りいれていると云えます。

当会 武産合氣會は晩年の開祖に弟子入りした会主が開祖の武器技に直接触れることで刺激を受け、吸収し完成させた独特の武器体系を有しています。武産合氣會道場の稽古は礼と基本動作の後、多くの場合武器技の修練になります。時間にして全体の半分程度は武器技の稽古です。剣の時もあれば杖の時もあり、大人の男性(希望すれば女性も)の場合は鍛錬刀(通常の大刀の二倍以上の重さと太さ)を使った二刀術で打ち合い基礎力をつける鍛錬稽古もあります。

前述したように当会は武器技が非常に多いだけではなく、取り手、連続受身、呼吸法等修める課程が多いため、他の会派の級段位はあまり意味を持ちません。上級位になるほど実力の差が広がるのは世の常です。他で段位を持っていても腰投げや(合気の)足技、(合気の)武器技を知らぬ場合が殆どなので、他会派の経験者が入会する場合は、級段位はそのまま受け入れますが(帯の色は元のままで可)、重要な課目の審査を後日自分のペースで良いので受けてもらうことになります。級段位次第ですが、体術であれば、腰投げ(当会は腰投げを多用します)、蹴り、双手多敵、呼吸法各種、武器はほぼ全てが課題になります。但し、初心に帰ればその課題も難なくこなせるものであり、嘗て学んだ体術が武器技につながっていることを知ることで、過去の体術が武器技習得の役に立つ場合もあります。剣術も知らないのに太刀取りをやってみたり、組手も知らずに突きをやっていた人も当会の武器や体技の修練を経て真を知ることができます。さらに巷に溢れる馬鹿げた動画を見過ぎたり、崩し投げる前に受身をとるような稽古に馴染んでしまっていても実践体術に進化させることが可能です。心掛け次第ということです。


合気道は王者の武道です。その稽古は各人各様であり、皆が集まって整列し一斉に同じ動作を1、2、3・・とみっともなく拍子をつけてやるものではありません。大勢でも少数でも同じですが、その人の息(呼吸)に合わせて気合いと共に流れを大切にします。究極の個人技とも云うべきものであり、知らずにみるとバラバラに好きなことをやっているように見えるかもしれません。合気道修行者は皆が同じ動作をやるなど無駄で滑稽であり、武術として最も忌むべき事だと自覚せねばなりません。

合気武道は人生劇場とは云えますが、躍りや演劇ではなく軍隊でもありません。あくまで武道・武術なのですから。人は誰一人として同じ者ではなく、個にして全なるものの体現が真の合気道の稽古風景と云えます。

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